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2007年12月 5日 (水) UP ! |
『幸福な食卓』の太陽、大浦君
またまた更新が遅れている間に、季節は秋から冬になってしまいました。
クリスマスが近づくこの季節は、『幸福な食卓』(瀬尾まいこ・著 講談社文庫)の中で私が一番好きなキャラクター、「大浦勉学」君を思い出してしまう季節でもあります。
映画『幸福な食卓』では、その大浦君を勝地涼さんが演じています。
映画を観てからは、大浦君といえば勝地さんの顔が浮かんでくるようになりました。
佐和子の場合は北乃きいさんが演じているのを見た瞬間に「あ、佐和子だ!」と思ったのに対して、勝地さん演じる大浦君は見ているうちにじわりじわりと馴染んできて、いつの間にか「大浦君は勝地さんのあの笑顔以外ありえない!」とまで感じるようになっていました。
勝地さんが力技で大浦君を自分のものにしてしまったという印象です。
すごいぞ、勝地涼さん!
大浦君は、『幸福な食卓』の中の太陽です。
まっすぐで、大きくて、あたたかい。
大好きな佐和子に全力でぶつかり、全力で守る。
たくましさとかわいらしさを同時に持っている理想の「男子」です。
彼の口癖である「おう!」という返事もカッコよくて
佐和子のように小さな声で「おぅ」と真似したくなります。
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2007年10月11日 (木) UP ! |
「家族」という役割。その崩壊と再生
こんにちは、よっちです。
私の大学時代の同級生に、コージくんという男の子がいます。
今年のはじめ、彼はある映画をとても気に入り、3回も映画館に足を運びました。
その理由は「彼らにまた会いたかったから」。
彼らとは、佐和子、直ちゃん、父さん、母さん、大浦くん、小林ヨシコのことです。
ここまで書いて、その作品名がわかった人はすごい!
あ、タイトルに書いてあるので、おわかりですよね。
そう、瀬尾まいこ原作の『幸福な食卓』です。
3回も映画館に通うほどこの映画が愛されたのだとしたら、それは「幸福な映画」ですね。
映画『幸福な食卓』は、朝食の食卓でのお父さんの衝撃的なひとことから始まります。
「父さんな、今日で父さんを辞めようと思う」
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2007年8月24日 (金) UP ! |
映画の創り手たちが出した答え
こんにちは!
8月も終わりに近いというのに、毎日暑いですね。
みなさん、お元気ですか? 夏の間、身体はかなり消耗していますよね。
秋になってから疲れがでないように、今度の休日は、本を読んだり映画を観たり、家でゆったり過ごせるといいですね。
前回は、『手紙』(東野圭吾・著 文春文庫)の小説を中心に、「すべてのものごとが持つ多面性」について書きました。
そして「次回は、映画版『手紙』の魅力を中心にお伝えしたいと思います」と予告していながら、あっという間に1ヵ月以上たってしまいました。更新が遅くなってしまって、本当にすみません。
予告どおり、今回は、映画版『手紙』について書きたいと思います。
小説と映画で大きく異なる設定といえば、小説では「音楽」の道を進もうとする主人公の直貴が、映画では「お笑い」を演じるところでしょう。この設定は、うまい!と唸りました。
悲しい人間が演じる「お笑い」は、その境遇を知る者には余計に悲しい。その宿命の皮肉さが一層強く伝わってきます。
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2007年7月17日 (火) UP ! |
ものごとの多面性を知ること。それは想像力を試されること。
みなさん、お久しぶりです。よっちです。
次の作品を『手紙』にしようと決めてから、ずいぶん時間がたってしまいました。何度も本を読み、映画を観て、そのたびに涙を流し、どう言葉にしたらこの作品のよさが伝わるのか。悩みに悩みました。
今回はちょっと重いかもしれませんが、どうかおつきあいください。
最近、手紙を書いたり、もらったりしましたか?
私にとって、手紙はうれしいもの。ポストの中にDMではない封筒をみつけると、それだけでときめいてしまいます。
手紙がうれしいのは、それを書いている時間、相手は確実に自分のことを考えてくれていたんだという証が差し出されるから。相手の想いが、手紙という形になって届く。そんな気がするのです。
でも、『手紙』(東野圭吾・著 文春文庫)を読んで、その存在が時には受け取る人を苦しめることもあるのだということに初めて気づきました。
両親を亡くし、肩を寄せ合って暮らしてきた剛志と直貴の兄弟。
その兄、剛志が強盗殺人を犯した。弟、直貴の大学進学のための費用が欲しくて、独り暮らしの資産家老婦人の家に押し入ってしまったのだ。
その瞬間から「強盗殺人犯の弟」としての、直貴の人生が始まる。
どこまでも追ってくる差別と偏見から逃れるように、周囲との関わりを避けるように生きていこうとする直貴。夢も仕事も恋人も奪われ、失意の底に沈む直貴のもとに、毎月届く一通の手紙。それは直貴にこの運命をつきつけた刑務所の兄からの手紙だった……。
映画『手紙』では、直貴を山田孝之、剛志を玉山鉄二、直貴を支え続ける由美子を沢尻エリカが演じます。監督は「愛してると言ってくれ」「ビューティフルライフ」などの名ドラマを手がけた生野滋朗です。
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2007年5月30日 (水) UP ! |
時をかけても変わらないもの
こんにちは。よっちです。
続きをすぐに書こうと思っていたのに、時間があいてしまいました。すみません。それでもここへ読みに来てくださった方、本当にありがとうございます!
前回『時をかける少女』について書いたとき、皆さんのコメントから、大林宣彦監督・原田知世主演の映画『時をかける少女』(1983)への熱い想いが伝わってきました。
実は私も「一番好きな映画は?」と聞かれると、答えてしまうのがこの映画なのです。
そんな大林版映画『時をかける少女』と筒井康隆氏の原作の洗礼を受けた私が、こんなにも表現方法が違う細田守監督の劇場用アニメーション『時をかける少女』を観たときに、それでも「これは『時をかける少女』だ!」と深く納得できたのはなぜでしょうか。
それは私の中で決して揺るがない『時をかける少女』であるためのモチーフがしっかりと引き継がれていたからです。
一つは「放課後」です。
放課後の学校の空気――光や匂いや音です。
少し斜めに差し込む太陽の光。遠く聞こえるピアノの音。
校庭で練習している部活の子たちの声……。
そう、いつだって物語は放課後に生まれるのです。
原作では「講堂のピアノでだれかがショパンのポロネーズをひいて」います。
それが映画では細田監督の好きなバッハのゴールドベルグ変奏曲に変わり、グランドピアノを弾く男子生徒と聴いている友達、図書館で壁にもたれて本を読む女子生徒、体育館で練習しているバレー部と転がるバスケットボール、そして静かに光る自動販売機たち……。
いつもにぎやかな真琴の言動の合間に挟まれる静かな放課後の情景が、放課後という時間へのノスタルジーをそそります。
そして事の始まりが「理科実験室」であること。
生物の標本や骨格の模型、薬品戸棚や剥製、所狭しと置かれたフラスコやビーカー。
原作では「あまり気持ちのよくないものばかり」で「女性徒の中には、このへやにはいるのをいやがる者もいた」と書かれているくらい、学校の中でも5本の指に入るミステリー・スポットかもしれません。
それも放課後となると、ひと気もなく何かが起こりそうな予感。
原作では、未来へ戻るための薬品を作る場所として理科実験室が必要だったのですが、映画ではタイムリープの方法が異なっているため理科実験室は必然ではありません。
なのに真琴の身体にタイムリープの力が備わるのは理科実験室なのです。
わかっているなあ~細田監督!
この部屋の佇まいが『時をかける少女』ではとても重要だってことを。
以上が「舞台」であるとすると、もう一つは「人間関係」の設定です。
(あ、ここからはネタバレもありますのでご注意くださいね)
女の子一人と男の子二人の三角関係。
タイムリープの能力を身につけてしまう女の子。そして男の子のうち一人は未来からやって来ているということ。
三角関係といってもドロドロとしたものではなく、微妙なバランスの上に成り立っている友情の三角関係とでもいうのでしょうか。それが未来から来た男の子の告白によって、淡い恋の物語に変貌するのです。そのバランスが私にとってはとても大好きな要素なのです。
生きる世界の異なる二人の恋はやがて来る別れを想起させ、読む者観る者を切なくさせます。
意外だったのは、細田版の主人公、紺野真琴があれだけアクティブな女の子にも関わらず、友情の三角関係を壊したくないあまりに恋にはとても臆病だったということ。むしろ原作の芳山和子の方が、40年前の中学三年生にしては落ち着いていて会話も大人っぽいのが不思議です。
これらのモチーフがきちんと受け継がれていたので、あれだけストーリーが異なっているのに、細田版も『時をかける少女』そのものだったのです。
ただ、ただ、ひとつだけ、言わせてください。
私にとってとても重要な設定が、細田版では変えられていました。
原作、大林版で私が涙してしまうのは、深町一夫が真相を告白した後、芳山和子の記憶を消してしまうところなのです。
彼と話したこと、笑ったこと、何より彼の存在自体が記憶から消えてしまうなんて!
誰かを好きになったことのある人ならわかりますよね。それがどんなにつらいことか。
「お願い! せめてあなたとの思い出を大事に大事にして生きていきたい」
このクライマックスはぜひ大林版『時をかける少女』で堪能してください!
細田版ではこの切なさがなかったのがとても残念でした。
とはいえ、この作品も、私にとっては正真正銘の『時をかける少女』であることは間違いありません。
この細田版アニメーションで『時をかける少女』初体験の洗礼を受けた人たちが、10年後、20年後に今度はどんな『時をかける少女』を作ってくれるのでしょうか。とても楽しみです。
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2007年5月 7日 (月) UP ! |
青春は、痛い!
お久しぶりです。よっちです。
みなさんは、時を戻せるとしたら何をしたいですか?
「あの恥ずかしかった失敗をなかったことにしたい」とか「片思いだったあの人にきちんと『好きだ』と伝えたい」とか、いろいろな想いがあると思います。
私は、そうですね……少し前に戻って、今度は締め切りに間に合うようにきちんと仕事をしたい……。なんて、望みが地味過ぎますか?
今回は、私にとっての永遠の青春小説『時をかける少女〈新装版〉』(筒井康隆・著 角川書店)を紹介したいと思います。
今さら説明する必要もないくらい有名なこの本。筒井康隆が1965年に発表して以来40年以上も読まれ続けてきたSFジュブナイル小説の古典ともいえる作品です。
中学生3年生の芳山和子は、ある日理科実験室で怪しい物音を聞きラベンダーの香りをかいで倒れてしまいます。そして4日後の朝、トラックに轢かれそうになった和子は、突然過去の時間に引き戻されます。なぜ和子にタイムリープ(時間跳躍)の力が備わったのか。同級生の浅倉吾朗や深町一夫とともに謎を解くため、彼女はもう一度あの日の理科実験室に戻ろうと試みます。しかしそこにいたのは思いがけない人物でした……。
この小説は、今まで何度も映像化されてきました。みなさんもドラマや映画で一度はこの物語に触れたことがあるのではないでしょうか。
そして昨年。新しい『時をかける少女』が劇場版アニメーションとして誕生しました。
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2007年4月 9日 (月) UP ! |
小説と映画のあいだをさまよう心地よさ
「本から読むか、映画から観るか」という言葉があるように、小説を映画化した作品は、どちらを先に体験するかよって感じ方や評価が左右されてしまうものです。
ところが、今回取り上げる『薬指の標本』(小川洋子著 新潮文庫)は、ちょっと違っていました。
片道一方通行では終わらなかったのです。
本から映画、また本へ、そして再び映画に戻り……と行きつ戻りつしながら、永遠に作品世界の中を漂っていたくなるのです。
それは、本と映画、どちらがどちらかを損なうことも過剰になることもなく、一つの世界観・価値観を共有できている、とても「いい関係」なのだからだと思います。それも日本の小説とフランス映画というかけ離れた関係でありながらです。いえ、かけ離れた関係であるからこそなのかもしれません。
この『薬指の標本』については、この「ブックライブ!プリマライフ」の中の「この話題書どう?」でも<りょう>さんが書いていますね。そちらもぜひ読んでみてください。
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2007年3月15日 (木) UP ! |
コンプレックス、万歳!
こんにちは。よっちです。
いよいよ桜の季節がやってきましたね。
今年は桜の花の下で読書がしたいなあ。花びらがはらはらと散ってきて、それを1枚しおり代わりに本にはさんで……。
なんだかウットリしませんか?
さて、桜の花の下で読むのにふさわしい本かどうかは別として、前回紹介した『アキハバラ@DEEP』(石田衣良著 文藝春秋)の魅力は、「文化祭前夜のような熱い時間」を体感できることだと書きました。
今回は、私が魅かれたもう一つの理由について書きたいと思います。
それは、登場人物たちがみな、大きなコンプレックスを持っているということです。
まず裏秋葉原に誕生したばかりの零細IT企業「アキハバラ@DEEP」の6人の仲間を紹介してみましょう。
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2007年3月 1日 (木) UP ! |
文化祭前夜のあの熱にうかされたような時間をもう一度!
最近、日本に遊びに来る外国人の友人たちが、必ず行きたがる場所があります。
オモテサンドウヒルズ? ロッポンギ? いいえ、それは秋葉原です。
なぜかみんな少年のように瞳を輝かせて言うのです。「アキハバラニ、イキタイデス」
もしかして「アキハバラ」は、今、世界で最も有名な日本の街なのかもしれません。
家電量販店とパソコンショップとオタクマーケットが共存し、ひっそりと閉鎖された老舗アキハバラデパートの向こうに、近未来的な高層ビルがそびえ立つ。
進化し続けるエキサイティングな街、秋葉原。
この街を舞台にすることで、ある意味現代の日本の姿を象徴したエンターテイメント作品ができるのではないかと思っていましたが……。
ありました! そんな物語が……。
「アキハバラ@DEEP」(石田衣良著 文藝春秋)です。
そう、あの「池袋ウエストゲートパーク」シリーズや「4TEEN」などの作品で「今」の匂いを感じる街とそこに生きる若者たちの姿を躍動感あふれる描写で切り取ることが上手い直木賞作家・石田衣良の小説です。
コンプレックスを持つ6人の若者たちが、裏秋葉原に「アキハバラ@DEEP」という小さな会社を作ります。
そこで彼らは不眠不休でAI(人工知能)機能を搭載した画期的なサーチエンジン「クルーク」を完成させるのですが、この偉大な発明を新興の巨大IT企業デジキャピの社長中込威(なかごみたけし)に盗まれてしまいます。
6人の若者たちはオタクの正義と誇りをかけてデジキャピに戦いを挑んでいくのですが……。
電脳関係に弱い私がなぜこの小説に夢中になったのか。それは物語の前半にあります。
6人の若者たちが出会い、「クルーク」を創りあげるまでの過程に、とにかく惚れ込んでしまったのです。
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2007年2月15日 (木) UP ! |
『ポビーとディンガン』
信じることで、見えないものが見えてくる
みなさんは本屋さんに行った時たくさんの本の中からどうやって読みたい本を選びますか?
私の場合、まったく予備知識がないときは、本の装丁に魅かれて手に取ることが多いようです。
最近はブックデザイナーという職業も注目されてきて、かなり凝った装丁の本が増えてきました。その中でも私が必ず手にとってしまうのは、表紙に酒井駒子さんの絵が描かれている本です。
静けさとはかなさの中に意志の強さを秘めている……酒井さんの描く子どもたちには目を逸らさせない存在感があります。
今回は、そんな酒井さんの描く少女の絵に魅かれて読み始めた本「ポビーとディンガン」(ベン・ライス著 雨海弘美訳 アーティストハウス)を紹介したいと思います。
舞台は、オーストラリアのオパール鉱山の町。
8歳の少女ケリーアンには、ポビーとディンガンという目に見えない二人の空想の友達がいます。そんな彼女の言動に戸惑い苛立つ家族たち。
ある日ケリーアンは採掘場からポビーとディンガンが帰って来ないと言い出し、それ以来食事もとらず痩せ細っていくばかり。
兄のアシュモルはポビーとディンガンの存在を信じていませんでしたが、妹の病気を治すために二人を探しださなければならないと決心し、町の人たちにも協力を呼びかけます。
見えない子どもたちを捜す町の人たち。それでも見つからずケリーアンの病気は重くなるばかり。
アシュモルは再び採掘場に行き、坑道の中でついに二人を見つけるのですが……。
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2007年2月 1日 (木) UP ! |
仕事のむこうに人の顔が見えてくる
こんにちは。よっちです。
前回『県庁の星』は、新しい年の初めにふさわしい前向きで元気がでるエンターテイメントだと紹介しました。
もう一つ。実は私、この小説を読み映画を観て以来、スーパーに行くといろいろなことが気になってしょうがないんです。
冬といえば鍋。白菜や春菊、ねぎの近くに肉だんごや豆腐、鍋のつゆまで並べているコーナーがあれば、「今晩は鍋にしようかな」と心が動きます。
食用油の横に油処理グッズを置いているのはいいアイディアだなとか、商品がなくなっているのに値札だけが残っていて補充してないのは在庫がないからなのか、それとも気づいてないからなのかとか。
このお惣菜はちゃんと新鮮な材料で作っているよねとか。(売れ残りのコロッケを水で濡らしてもう一度揚げるとパリパリになるなんて驚愕のエピソードも入っているので。でもこれ、家でやってみようかな)
映画では、夕食を何にしようかとウロウロする野村聡(織田裕二)の姿を見て、二宮(柴咲コウ)をはじめ売り場のパートさんたちが「シングルライフコーナー」を作ります。
会社帰りの人が増える午後7時過ぎから独身で自炊しない人のためにチンするだけの食品やカップ麺、お酒やおつまみ、フルーツまで一人暮らしをサポートする食品を1ヶ所に集めて買いやすくする工夫をするのです。
これはお客さんの立場に立ったサービスであると同時に、より多くの商品が売れるしくみを作っているわけですよね。
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2007年1月10日 (水) UP ! |
エンターテイメントの王道をいく面白さ
あけましておめでとうございます。
みなさんは、どんなお正月を過ごしましたか? 面白い本を読みましたか?
映画館へ行きましたか?
このブログでは「本と映画のいい関係」をテーマに連載していますが、
映画に関しては興味を持ったら観ていただきやすいように最近DVD化された作品を中心に選んでいます。
今、小説を原作にした話題の映画がどんどん公開されていますよね。
DVD化を待ってどしどし紹介していきたいと思いますので、みなさんも「これは!」という作品がありましたらぜひ教えてくださいね。
さて2007年最初に取り上げる作品は、『県庁の星』(桂望実・著 小学館)です。
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2006年12月16日 (土) UP ! |
神はディティールに宿る
『かもめ食堂』には小さな素敵がたくさんありました。ファッション、テーブルウエア、食べ物、セリフ……。今回は映画を中心に、発見の喜びに満ちたディティールについてお話したいと思います。
小説や映画におけるディティールというのは、登場人物や作品世界のリアリティを深めてくれる大切な小道具だと思います。創り手のこだわりと愛情が細部に注がれれば注がれるほど、作品そのものも魅力的になっていくと思うのです。
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2006年12月 1日 (金) UP ! |
『かもめ食堂』その1
女性による女性のためのソウルフルな物語
こんにちは! いつも読んでくださってありがとうございます。コメントをいただいてそれに答えていると、みなさんとおいしいものを食べながら好きな本や映画についてワイワイおしゃべりしている気分になれます。
さて、今年も残すところあと1ヶ月になりました。追われるような浮き立つような気分の中で、今回は私にとって今年ナンバー1だった作品を紹介します。